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Rondon Diary

おいおいおい・・・
  
 9月29日の出来事。
 今週はまだ準備期間で、本格的な授業は始まっていない。
 ただ毎日少しずつInternational Studentのためにsessionが開かれている。
 今日はEnglish Supportというsessionで、留学生のための英語のコースがあった。
 そこでのひとコマ。
 10人一グループになり、あるテーマについてディスカッションするというもの。
 私のグループは
 ・Giving Presentation (プレゼンテーションを行う)
 ・Research/Dissertation Work (リサーチ/卒業論文作業)
 に対する問題点とその解決策をディスカッションするというものだった。
 私のグループには4人のナイジェリア人(男1人女3人)がいて、その中の男Aが
 普通にしきりだした。
 まずは やるな と思った。
 するとその中のナイジェリア人女性Bが
 「みんな国もバックグランドも違うんだから難しいよね」といいだした。
 はじめに言っておくが、かれら4人は英語が達者である。
 ぶっちゃけ達者というよりも話しまくりという感じだが。
 ここまではただ彼らがこの場をリードしてくれているという感じだったので
 私としてはやはり やるな と思っていた。
 しかしここから「おいおいおい・・・」である。
 女性Bが
 「そんなことより銀行口座開くほうが難しい問題よ」と言いだした。
 他のナイジェリア人女性C、Dもそれに賛成しだす。
 リーダー的存在の男Aも真剣にそれについて話し出した。
 しかも彼らのトークは爆裂である。止まらない。
 ギリシャ人男Eが我慢しきれず
 「とりあえず簡単なことから解決策だそうよ」と。
 もちろん却下である。
 私も
 「俺も彼に賛成。まずはみんなで意見出すべきじゃん?」と。
 反論
 「あなたは銀行口座開けたの?」
 私
 「うん」
 彼ら
 「じゃあいいじゃん。だって私達にとっては・・・・」
 また止まらない。
 教官がもどってきて状況を把握しこう言う。
 「気持ちはわかるがとりあえず今は問題の解決策を出しなさい。」
 なんと彼らは止まらない。しかも教官がいる前でも止まらない。しかも相当真剣。
 教官あきれて
 「あと10分だぞ。解決策だしときなさいよ」
 ナイジェリア人以外、苦笑。
 その後、残り5分くらいになってようやくみんなで意見を出し合う。
 一人一人(それでも彼ら以外)が意見出して終了。
 その部屋から移動中、私がギリシャ人に
 「ある意味おもろかったけどわけなかんないね」
 と言うと、ギリシャ人
 「でも君は銀行口座開けたんでしょ?」
 

感想

 ナイジェリア人達は英語が達者であった。
 しかもみんな新大学院生。
 私は相当ここにくるのに苦労し、一応イギリスの大学院ということで誇りに思っている。
 さらに私の場合はまだ準備コース。みんなはストレートに大学院コース。
 だから「みんなすげーやつらなんだなあ」と思っている。
 「死ぬ気でやらねえとまじやばい」とももちろん思っている。
 だから私は相当気合が入っている。
 しかし今日はこう思った。
 「こいつらばかじゃん?」
 頭はいいのだろう。大学院ということですでに自分の国で仕事経験もあるかもしれない。
 会社のスポンサーをうけてきている人もいるかもしれない。
 だから「みんなすげーやつらだ」と私は思っている。
 しかし今日の一幕は
 「おいおいおい・・・」
 である。

 この失望と、その反面生まれた希望を感じ取ってくれると幸いである。


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